Claude Codeとは?初心者向け完全ガイド|インストールから最初のハンズオンまで【2026年版】
「AIがコードを書いてくれるらしい。でも、Claude Codeって何?どうやって使うの?」
そんな疑問を持つ方へ。この記事はClaude Codeをはじめて知る人に向けた完全入門ガイドです。
難しい専門用語は使いません。「パソコンでターミナルを開いたことがない」という方でも、この記事を読めば今日中にClaude Codeを動かせるようになります。
この記事でわかること
- Claude Codeとは何か、何ができるのか
- インストールの手順(Node.js → Claude Code)
- 初めての起動と認証方法
- ハンズオン:Claude Codeに「TodoリストのHTMLを作って」と頼んでみる
- 次のステップ(スキルズ・MCPの活用)
所要時間の目安:インストール〜動作確認まで約30分
Claude Codeとは?ざっくり1分で理解する
Claude Codeは、Anthropic(アンソロピック)社が開発したAIコーディングアシスタントです。
有名なAI「Claude(クロード)」を、ターミナル(コマンドライン)から直接操作できるようにしたツールで、2025年5月に正式リリースされました。
「ターミナルって何?」という方のために一言で言うと——パソコンに命令を文字で打ち込む黒い画面のことです。難しそうに見えますが、使い方はとてもシンプルです。
ChatGPTやブラウザ版Claudeとの違い
| ブラウザ版Claude | Claude Code | |
|---|---|---|
| 使い方 | ブラウザで会話 | ターミナルで操作 |
| ファイルの操作 | できない | できる(ファイル読み書き・編集) |
| コードの実行 | できない | できる(テスト・デバッグも) |
| プロジェクト全体の把握 | 毎回貼り付けが必要 | 自動でフォルダ構造を理解 |
| 向いている用途 | 相談・調べもの | 実際の開発・ファイル作業 |
一番の違いは「ファイルに直接触れるかどうか」です。
ブラウザ版のClaudeはコードを提案してくれますが、実際にファイルへ書き込むのは自分でコピーペーストする必要があります。Claude Codeは自分でファイルを開いて読み書きすることができます。
Claude Codeはターミナル上でAIに指示を出すと、実際のファイルを直接編集してくれる
Claude Codeでできること(具体例)
「百聞は一見にしかず」として、Claude Codeに頼める具体的なことを挙げます。
ファイル作成・編集
- 「ReactでTodoアプリを作って」→ 必要なファイルをすべて自動生成
- 「このコードのバグを直して」→ ファイルを読んで原因を特定・修正
調査・解説
- 「このフォルダにどんなファイルがあるか説明して」→ プロジェクト全体を分析して教えてくれる
- 「このエラーの原因は?」→ コードを見て解決策を提示
自動化・反復作業
- 「100個のCSVファイルをJSON形式に変換して」→ スクリプトを書いて実行
- 「テストを書いて実行して」→ テストコードを作成し、実際に走らせて結果を返す
プログラミングが得意でない方でも、日本語で「〇〇して」と頼むだけでファイル作業を自動化できます。
必要なもの(事前準備の確認)
インストールを始める前に、以下を確認してください。
| 必要なもの | 確認方法 |
|---|---|
| パソコン(Mac / Windows / Linux) | 手元にあればOK |
| インターネット接続 | 接続済みであればOK |
| Anthropicアカウント(無料)またはAPIキー | これから作成 |
| Node.js 18以上(JavaScript実行環境) | これからインストール |
「Anthropicアカウント」「Node.js」って何? — 順番に説明するので、いまわからなくても大丈夫です。
STEP 1:ターミナルを開く
まず、パソコンでターミナルを開きましょう。
Macの場合
Command(⌘)+ スペース を押してSpotlight検索を開き、「ターミナル」と入力してEnter。
MacはSpotlight検索(⌘+スペース)から「ターミナル」で起動
Windowsの場合
スタートメニューから「Windows PowerShell」または「コマンドプロンプト」を検索して開きます。Windows 11では「ターミナル」と検索するとWindowsターミナルが開きます。
Windowsはスタートメニューから「ターミナル」または「PowerShell」で起動
ターミナルが開くと、こんな画面が出てきます。
yourusername@MacBook-Pro ~ %
この%(Macの場合)や>(Windowsの場合)がカーソルの待機位置です。ここに文字を入力していきます。
STEP 2:Node.jsをインストールする
Claude Codeを動かすには「Node.js(ノードジェイエス)」が必要です。Node.jsとは、JavaScriptをパソコン上で動かすための仕組みです。Claude Code自体がNode.jsで作られているため、必須の事前準備です。
インストール方法
Node.jsの公式サイト(https://nodejs.org)にアクセスし、「**LTS版(推奨版)**」をダウンロードしてインストールします。
Node.js公式サイトでは「LTS(推奨版)」を選ぶ。バージョン番号は最新のもので構わない
ダウンロードしたインストーラーを開き、「Next」→「Next」→「Install」と進むだけです。インストーラーに従ってクリックしていけば完了します。
インストールの確認
インストールが終わったら、ターミナルに次のコマンドを入力してEnterを押してください。
node --version
以下のような表示が出ればOKです。
v22.14.0
(バージョン番号は18以上であれば何でも問題ありません)
ターミナルにバージョン番号が表示されればNode.jsのインストール成功
STEP 3:Claude Codeをインストールする
Node.jsの準備ができたら、いよいよClaude Codeをインストールします。
ターミナルに以下のコマンドを入力してEnterを押してください。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
npm installは「パッケージ(プログラムの部品)をインストールする」コマンドです。-gは「このパソコン全体で使えるようにインストールする」という意味です。
インストール中は、こんな文字が流れます。
added 1 package in 3s
数十秒〜数分で完了します。エラーが出なければOKです。
npmコマンドでClaude Codeをインストール中。文字が流れるが待つだけでOK
インストールの確認
claude --version
バージョン番号が表示されれば成功です。
1.x.x
STEP 4:Anthropicアカウントへのログイン
Claude Codeを使うには、Anthropicアカウントが必要です。
ログイン方法
ターミナルで次のコマンドを実行します。
claude
初回起動時は設定やログインの案内が表示されます。画面の指示に従って進んでください。
認証方法は2つあります:
A. Claude.aiのサブスクリプション(Pro / Max プラン)でログイン
Claude.aiのProプランまたはMaxプランを契約している場合、そのアカウントで認証できます。ブラウザが自動で開き、Claude.aiにログインするよう促されます。
B. Anthropic APIキーでログイン
APIキー(sk-ant-...という文字列)を持っている場合は、それを入力して認証します。
どちらを選ぶか迷ったら: すでにClaude Proを使っているならAを、初めてAnthropicのサービスを使うならBが向いています。
初回起動時は認証が必要。ブラウザが自動で開いてログインページに誘導される
ログインが完了すると、ターミナルにこんな表示が出ます。
✓ Logged in as yourname@example.com
Welcome to Claude Code! Type your request below.
>
これでClaude Codeが使える状態になりました。
STEP 5:最初の一言を打ってみる
いよいよClaude Codeに話しかけてみましょう。
プロジェクトフォルダ(作業したいフォルダ)に移動してからClaude Codeを起動するのが基本の流れですが、まずは試しに使ってみましょう。
>マークが表示されている状態で、次のように入力してEnterを押してください。
こんにちは。あなたは何ができますか?
日本語でそのまま話しかけられる。Claudeが自分にできることを説明してくれる
Claudeが日本語で丁寧に答えてくれます。これだけでも、ブラウザを開かずにClaudeと対話できているのがわかります。
Claude Codeを終了するには Ctrl + C を押します。
ハンズオン:TodoリストのHTMLページを作ってもらおう
では実際に、Claude Codeにファイルを作成してもらうハンズオンをやってみましょう。
プログラミング未経験でも大丈夫です。指示を出すだけです。
1. 作業フォルダを用意する
まずデスクトップに「claude-test」というフォルダを作ります。ターミナルで次のコマンドを順番に実行してください。
Macの場合:
mkdir ~/Desktop/claude-test
cd ~/Desktop/claude-test
Windowsの場合:
mkdir %USERPROFILE%\Desktop\claude-test
cd %USERPROFILE%\Desktop\claude-test
mkdirは「フォルダを作る」コマンド、cdは「そのフォルダに移動する」コマンドです。
2. Claude Codeを起動する
作業フォルダの中でClaude Codeを起動します。
claude
作業フォルダに移動してからclaude コマンドを実行するのがポイント
3. Todoリストを作ってもらう
>が出たら、次のように日本語で指示を出してください。
シンプルなTodoリストのHTMLページを作ってください。
・タスクを追加できる入力欄とボタン
・追加したタスクが一覧で表示される
・タスクをクリックすると完了(取り消し線)になる
・CSSも含めて、1つのindex.htmlファイルにまとめてください
Enterを押すと、Claude Codeが考え始めます。
Claude Codeが「index.htmlを作成します」と表示しながら、実際にファイルを書いていく
しばらく待つと、こんな表示が出ます。
✓ Created index.html
I've created a simple Todo list page. Here's what I included:
- Input field and "追加" button to add tasks
- Task list with click-to-complete functionality
- Strikethrough styling for completed tasks
- Clean, minimal CSS styling
You can open index.html in your browser to see it in action.
4. ブラウザで確認する
デスクトップの「claude-test」フォルダを開くと、index.htmlというファイルが作られています。これをダブルクリックしてブラウザで開いてみてください。
フォルダを確認するとindex.htmlが自動で作られている
ブラウザで開くとTodoリストが動作する。タスクを追加したりクリックで完了にできる
これで何もコードを書かずに、動くWebページが完成しました。
5. 追加でカスタマイズしてもらう
さらに指示を追加してみましょう。
削除ボタンも追加してください。各タスクの右側に「×」ボタンをつけて、クリックするとそのタスクが削除できるようにしてください。
追加の指示を出すと、既存のファイルを読んで適切な箇所を修正してくれる
Claude Codeが既存のindex.htmlを読み込み、変更箇所だけを自動で修正します。ブラウザをリロードすると、削除ボタンが追加されているのが確認できます。
Claude Codeを使う上での基本的な流れ
今回のハンズオンを通じて、基本的なパターンが見えてきました。
① 作業したいフォルダに移動(cd コマンド)
② claude コマンドで起動
③ 日本語で指示を出す
④ 生成されたファイルを確認・ブラウザなどで動作確認
⑤ さらに修正・追加の指示を出す
この繰り返しです。コードの書き方を知らなくても、「何を作りたいか」を言葉にできれば動くものが作れます。
よく使う場面
既存のコードを読んでもらう
このプロジェクトのフォルダ構成を説明してください
エラーを調べてもらう
エラーが出ています。原因を調べて直してください。
(エラーメッセージをそのままペースト)
ドキュメントを作ってもらう
このコードにコメントを追加して、README.mdも作ってください
Claude Codeをもっと活用するために
Claude Codeの基本的な使い方はマスターできました。しかし、Claude Codeにはさらに強力な機能が2つあります。
スキルズ(カスタムコマンド)
決まった作業をスラッシュコマンド(/記事を作ってのような形式)で呼び出せる機能です。毎回同じ指示を打ち込む手間が省けます。
例えば「/commit」と打つだけでコミットメッセージを自動生成したり、自分専用のコマンドを登録して作業を自動化できます。
→ 詳しくは Claude Codeスキルズ完全ガイド (近日公開予定) をご覧ください。
MCP(外部ツール連携)
**MCP(Model Context Protocol)**は、Claude CodeをGitHub・Slack・Notionなど外部ツールと繋ぐ仕組みです。
「GitHubのPRを自動でレビューして」「Notionのドキュメントを読んでまとめて」といった、ファイル操作を超えた自動化が実現します。
→ 詳しくは Claude Code MCPで外部ツール連携する方法 (近日公開予定) をご覧ください。
よくある質問
Q. 日本語で指示を出して大丈夫ですか?
大丈夫です。Claude Codeは日本語に対応しています。英語が得意でない方も、普通の日本語で指示を出せます。
Q. 月額料金はいくらかかりますか?
Claude.aiのProプラン(月額約3,000円〜)、またはAnthropicのAPIキー(従量課金)で使用できます。Proプランであれば使い放題(上限あり)です。
Q. 私のコードは外部に送られますか?
Claude Codeはクラウド型のAIサービスのため、入力した内容はAnthropicのサーバーへ送信されます。機密情報を含むコードを扱う場合は、Anthropicのプライバシーポリシーを確認してください。
Q. プログラミング未経験でも使えますか?
使えます。ただし、AIが生成したコードをそのまま使い続けると「なぜ動いているかわからない」という状態になることも。まずは自分が理解できる小さなプロジェクトから始めるのがおすすめです。
まとめ:今日のポイント
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| STEP 1 | ターミナルを開く |
| STEP 2 | Node.js 18以上をインストール |
| STEP 3 | npm install -g @anthropic-ai/claude-code でインストール |
| STEP 4 | claude コマンドで起動・ログイン |
| STEP 5 | 作業フォルダに移動してから claude を起動して指示を出す |
Claude Codeは「AIに話しかけるだけでファイルを作ったり編集したりできる」ツールです。コードを書く量を大幅に減らしながら、アイデアをすばやく形にできます。
まずは今日のハンズオンのように、小さなHTMLファイルを1つ作ることから始めてみてください。
本記事は2026年2月時点の情報をもとに執筆しています。Claude Codeの仕様・料金・機能は変更される場合があります。最新情報はAnthropicの公式ドキュメントでご確認ください。